やじうまの杜
もしあなたが環境保護団体のように名画に何かかけたくなったらこれを使ってほしい
思う存分いろいろ投げられる「Google Chrome」用の拡張機能
2022年10月27日 07:55
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
環境保護団体がゴッホの「ひまわり」にトマトスープをかけたり、モネの「積みわら」にマッシュポテトを投げつけたりする事件が相次いでいます。幸い、絵はガラスに覆われて無事とのことですが、気候変動における化石燃料の役割に注意を促す目的なら他にも方法はあるだろうと感じます。
でも時に人は怒りに任せて過激なことをしてしまいたくなるもの。そんな時は思い切って名画に何かを投げつけるのもアリです――インターネットならね。
絵画を汚されるのが嫌なので、Chrome拡張「卵投げ」を作りました。どうしても投げたくなったらこれ使ってください。
— ゆうもや (@takex5g)October 25, 2022
再読み込みをすれば消えます。ガラス保護してあるので。pic.twitter.com/MuotnK8ddc
さまざまなアイデア作品で知られるゆるふわものづくりエンジニア・ゆうもや(@takex5g)さんが開発したという「Google Chrome」用の拡張機能「卵投げ」は、思う存分名画に卵をぶつけられる拡張機能です。「ガラス保護」も完璧だそうで、再読み込みをすれば卵は消えます。
執筆時現在、ストアに申請中なのでしょうか、まだ公開はされていないようですが、クールなアイデアだと思います。
調べてみたところ、こうした拡張機能はほかにもあるようで、たとえば「Rotten Tomato Destroyer」はWebページに腐ったトマトを投げることができます(「腐ったトマト」はかつて演劇で内容のひどさに怒った観客が舞台へ投げつけたことに由来するのだそうで、映画批評のサイト名などにも使われています)。
「Rotten Tomato Destroyer」をインストールしたら、拡張機能ボタンの固定表示を有効化しましょう。そして、もう勘弁たまらん感じのWebサイトを見つけたら、拡張機能ボタンを押します。すると、閲覧画面右側に縦のバーが現れ、腐ったトマトが選べるようになります。カーソルをクリックすると、いい感じの効果音とともに、Webページにべしゃっとトマトが刺さるはずです。気分次第でスライムや卵、バナナも選べるのもいいですね。こちらも「ガラス保護」済みですので、リロードボタンを押せばキレイさっぱりです。
「卵投げ」の公開が待てない!という方は、こちらを試してみてはいかがでしょうか。「Microsoft Edge」でも利用できますよ!
ソフトウェア情報
- 「Rotten Tomato Destroyer」
- 【著作権者】
- blife-team.com
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.6.7(22/06/28)