Control Panel for Twitter

　「Control Panel for Twitter」は、Web版「X」（旧：Twitter）を使いやすくカスタマイズできるWebブラウザー拡張機能。変更はリアルタイムで反映され、戻すことも容易だ。「Microsoft Edge」、「Google Chrome」、「Firefox」、「Safari」に対応しており、「Safari」以外は各アドオンストアから無償でダウンロードできる。

　プロジェクトは「GitHub」でホストされており、「MIT」ライセンスのオープンソースとなっている。

　カスタマイズできる項目は、以下の通り。

• ホームタイムライン
• UIの改善
• UIを微調整
• アルゴリズムコンテンツを取り除く
• 「エンゲージメント」を減らす
• 使用しないUI項目を非表示
• 使用しない「もっと見る」メニューの項目を非表示

　各カスタマイズ項目には細かいオプションが複数含まれており、各オプションをチェックボックスやプルダウンリストで変更可能。たとえば［ホームタイムライン］では、「ホーム」画面をカスタマイズするためのオプションが集められている。タイムラインを常に「時系列順」にするオプションや、「おすすめ」タイムラインを非表示にするオプションなどを利用可能だ。

　［UIの改善］には、それぞれのポスト（ツイート）に表示されるアイコンや引用ポスト（ツイート）の表示をコントロールするオプションがまとめられている。旧Twitterのアイコンへの変更や、ブロック時に確認画面をスキップすることも可能だ。

　［UIを微調整］は、フォントやボタンのデザインを調整可能。フォロー・フォロワーボタンの反転表示を解除などがカスタマイズできる。

　［アルゴリズムコンテンツを取り除く］は、「X」で表示されるさまざまなお勧めコンテンツを無効化できる。

　［「エンゲージメント」を減らす］にあるのは、ついついポストを読みふけって、時間を奪われがちなユーザー向けのオプション。たとえば、「ホーム」タイムラインを無効化すれば、ナビゲーションバーから［ホーム］アイコンがなくなり、タイムラインをチェックできなくなる。

　［使用しないUI項目を非表示］では、「Grok」や「話題を検索」など、普段あまり利用しないボタンやアイコンを非表示にするオプションが揃っている。

　［使用しない「もっと見る」メニューの項目を非表示］は、「収益化」「スペースを作成」など、使わないメニューを非表示にしてスッキリさせることができる。