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Microsoft、インストール時に問題が発生していた月例更新プログラムの代替版を配布

まだ適用されてない場合は早めのアップデートを

「KB3193821」

 米Microsoft Corporationは20日(現地時間、以下同)、Windows 10用の累積的な更新プログラム「KB3193821」を公開した。現在、“Windows Update”などから入手可能。

 本更新プログラムに含まれている修正内容は、13日付けで配信された月例の更新プログラム(Windows 10向け「KB3185611」、Windows 10 Version 1607向け「KB3189866」)と同じ。月例の更新プログラムがCDN(コンテンツ配信ネットワーク)の伝送問題で正常に配布されないケースがあったため、同じ内容の更新プログラムが再配布された格好だ。

 9月の月例アップデートではゼロデイ脆弱性を含む14件の脆弱性が修正されているので、できるだけ早めの適用をお勧めする。なお、月例の更新プログラムが正常にインストールされている環境へは「KB3193821」が配信されないようで、適用の必要もない。