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国税庁、脆弱性が発見されたため一時提供を中止していた「e-Tax」ソフトを再公開
一部機能は未提供。10月末の利用再開を目指してメンテナンスを継続
2016年10月25日 17:01
インストーラーに脆弱性が発見されたため一時提供が中止されていた国税庁の「e-Tax」ソフトが、25日に再公開された。共通プログラムや直近年分の申告、申請および届出にかかわるプログラムが現在ダウンロード可能。アップデートも行える。
ただし、前年以前分の申告にかかわるプログラムの利用、公的個人認証による署名付与を目的とした公的個人認証サービス利用者クライアントソフトの新規インストールなどは依然復旧していないとのこと。また、Windows VistaユーザーがWeb版「e-Tax」ソフト、NISAコーナーおよびFATCAコーナー以外を新規に利用開始することもできないので注意。
すべてのサービスが再び利用可能になるのは、10月末ごろになる見込み。