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MS Office互換統合オフィス環境「KINGSOFT Office」の後継「WPS Office」が発売

今後クラウドサービス“WPS+”との連携に対応していく予定

「WPS Writer」

 キングソフト(株)は15日、同社製の統合オフィス環境「KINGSOFT Office」の後継版となる「WPS Office」を発売した。64bit版を含むWindows 7/8.1/10に対応しており、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリから30日無料で試用できる体験版がダウンロード可能。

 「WPS Office」は、ユーザーインターフェイス(UI)などが「Microsoft Office」と高い互換性をもつ統合オフィス環境。ワープロソフト「WPS Writer」、表計算ソフト「WPS Spreadsheets」、プレゼンテーションソフト「WPS Presentation」の3つで構成されている。メニュー型とリボン型のインターフェイスを切り替えられるほか、タブ切り替え型のUIを備え、複数のファイルを1つのウィンドウで扱えるのが特徴。

「WPS Spreadsheets」
「WPS Presentation」

 2006年の「KINGSOFT Office」発売から10周年を機に、グローバルブランドの「WPS Office」として生まれ変わった。「KINGSOFT Office」からの主な変更点は、同梱されるフォントが追加されたこと(エディションによって異なる)。さらに今後、同社のクラウドサービス“WPS+”との連携に対応していく予定だという。

 “WPS+”はすでに中国で展開されており、オンラインストレージサービスを中心に、ドキュメントのレイアウトをスマートフォン向けに最適化するツールや、プレゼンテーション文書をスマートフォンへ直接配信するツールなどが提供されているという。

ドキュメントのレイアウトをスマートフォン向けに最適化するツール
プレゼンテーション文書をスマートフォンへ直接配信するツール

 「WPS Office」の価格は、VBAマクロ非対応の“Standard”エディションが5,880円(税込み)、追加のフォントを同梱しVBAマクロに対応する“Gold”エディションが7,380円(税込み)など。Windows版を購入するとiOS/Android版の「WPS Office」も利用可能なマルチライセンスとなっている。iOS/Android向けにはワープロ・表計算・プレゼンテーションの機能が統合された1つのアプリ「WPS Office」が提供されている。

 なお、既存の「KINGSOFT Office 2016」ユーザー向けには、「WPS Office」への移行ツールが12月以降に無償提供される予定とのこと。

ソフトウェア情報

「WPS Office」
【著作権者】
Beijing Kingsoft Office Software Co., Ltd. & Zhuhai Kingsoft Office Software Co., Ltd.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8.1/10
【ソフト種別】
体験版(製品版は“Standard”エディションが税込み5,880円など)
【バージョン】
10.8.0.5745(16/11/15)