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仮想PCソフト「Oracle VM VirtualBox」v5.1.14/v5.0.32が公開、4件の脆弱性を修正
マルチモニター環境をセットアップする際にクラッシュする不具合などが修正
2017年1月18日 11:41
米Oracle Corporationは17日(現地時間)、オープンソースの仮想PC作成・実行ソフト「Oracle VM VirtualBox」の最新版v5.1.14を公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
本バージョンは、現行の安定版であるv5.1系統のメンテナンスアップデート。仮想マシンの実行中にスナップショットの複製がGUIで可能になったほか、マルチモニター環境をセットアップする際に特定の条件でクラッシュする不具合などが修正されている。
なお、本バージョンには脆弱性の修正も含まれているので注意。今回修正された脆弱性は4件で、“CVSS v3(共通脆弱性評価システム)”のベーススコアは最大で“8.4”。これらの脆弱性は旧版のv5.0系統にも影響するため、同日付けで同系統の最新版v5.0.32もリリースされている。
「Oracle VM VirtualBox」は、デスクトップでx86ベースシステムの仮想マシンを複数作成・実行できるソフト。オープンソースで開発されており、さまざまなプラットフォームで動作可能。64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2/10に加え、Linux、Mac OS X、Solarisが公式にサポートされている。
ソフトウェア情報
- 「Oracle VM VirtualBox」Windows版
- 【著作権者】
- Oracle Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.1.14(17/01/17)
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