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3D天体シミュレーター「Mitaka」のVR対応版が正式公開 ~Oculus RiftとHTC Viveに対応
“Oculus Touch”や“Vive コントローラ”による操作も可能
2017年2月23日 11:31
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2U Project)は21日、3D天体シミュレーター「Mitaka」のバーチャルリアリティ(VR)対応版「Mitaka for VR」を正式公開した。現在、“4D2U Project”のWebサイトから無償でダウンロードできる。
「Mitaka(ミタカ)」は、太陽系・恒星・銀河データをもとにした“4次元デジタル宇宙ビューワー”。空間3次元に“時間”を加えた“4次元”で宇宙空間シミュレートし、それを映像化することが可能。地球の地表から宇宙の大規模構造までを自由に移動して、さまざまな天文観測データや天文学の理論モデルを見ることができる。
今回正式にリリースされたVR版「Mitaka」は、“Oculus Rift”や“HTC Vive”といったVRヘッドセットに対応しており、“Oculus Touch”や“Vive コントローラ”を利用した操作も行える。360度全方向に広がる宇宙空間や、間近に迫る惑星・銀河系・探査機など、VRならではの体験を楽しむことができる。
なお、「Mitaka for VR」の対象年齢は13歳以上とされているので注意。13歳未満の子どもによるVR体験は目や脳への負担になる恐れがあるという。
【Mitaka for VR】お待たせしました.昨年,特別公開日やイベントで多くの方にお楽しみ頂いたMitakaバーチャルリアリティ版 "Mitaka for VR" を正式リリースしました.ダウンロードはこちら→https://t.co/heQqVjF6j6pic.twitter.com/N9c7jKZSoe
— 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト (@4d2u)2017年2月21日
© 加藤恒彦,4D2U Project,NAOJ
ソフトウェア情報
- 「Mitaka for VR」
- 【著作権者】
- 大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台
- 【対応OS】
- Windows
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(非営利利用のみ)
- 【バージョン】
- 1.3.2a(17/02/21)