ニュース

オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」v5.9.6が公開

「PuTTY」「OpenSSL」をアップデート。64bit版の「PuTTY」も利用可能に

「WinSCP」v5.9.6

 オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v5.9.6が、21日に公開された。本バージョンは、セキュリティ問題と不具合を修正したメンテナンスアップデートとなっている。

 本バージョンでは、SSH接続に利用するツール「PuTTYgen」「Pageant」がアップデートされ、「PuTTY」v0.69相当となった。DLLハイジャック対策が改善され、“MIT Kerberos”が利用できなくなっていた問題が解消されている。また、64bit版の「PuTTY」およびそのツールが利用できるようになった。

 そのほかにも、「OpenSSL」がv1.0.2lへとアップデート。XMLパーサー「Expat」もv2.2.1へと更新された。ドイツ語翻訳も改善されている。

 「WinSCP」はWindows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2/10までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「WinSCP」
【著作権者】
Martin Prikryl 氏
【対応OS】
Windows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2/10まで
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
5.9.6(17/06/21)