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画面キャプチャーソフト「PriScVista」がWindows 10に対応、スケーリングに合わせた画像縮小が可能に

バルーンチップ表示機能なども追加

「PriScVista」v2.1
キャプチャー後にバルーンチップを表示可能に。バルーンチップのクリックにより保存したファイルを開くこともできる

 画面キャプチャーソフト「PriScVista」が9日、v2.0へとメジャーバージョンアップしWindows 10に対応した。執筆時現在の最新版は15日に公開されたv2.1で、同バージョンではスタートアップへの登録機能が追加されたほか、不具合修正などが施されている。

 「PriScVista」は、タスクトレイ常駐型の画面キャプチャーソフト。ホットキーやタスクトレイアイコンのメニューにより、ウィンドウやウィンドウ内のクライアント領域、任意の領域などをキャプチャーしてファイル保存やクリップボードへのコピーが可能。マウスカーソルを含むキャプチャーにも対応するほか、影付きのウィンドウやWindows Vista/7の半透明ウィンドウを綺麗にキャプチャーできるのも特徴となっている。

 約2年半ぶりのバージョンアップとなるv2.0では、画面スケーリングに合わせた画像縮小機能の追加も大きな変更点と言えるだろう。モニターのDPIが高い環境などでスケーリングを行うと、アプリケーションの内容はその分、大きなサイズで描画される。これをそのまま画面キャプチャーするとキャプチャーした画像の表示サイズも大きくなるが、本機能を利用するとスケーリング設定に応じて画像を縮小し、元来のサイズで保存することが可能。

 いったん拡大された内容を改めて縮小しているため元来の表示と全く同じになるわけではないが、厳密なクオリティが必要とされない場面では十分役立つだろう。そのほかv2.0では、キャプチャー後の動作として設定できる内容に、サウンドの再生とバルーンチップの表示が追加された。

 「PriScVista」はWindows Vista/7/8/10に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「PriScVista」
【著作権者】
MIZUSHIKI 氏
【対応OS】
Windows Vista/7/8/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.1(17/07/15)