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無料の高性能画面キャプチャーツール「PriScVista」がWebページ全体のキャプチャーに対応

[前回と同じ領域をキャプチャ]コマンドも追加

「PriScVista」v2.3

 高性能画面キャプチャーツール「PriScVista」の最新版v2.3が、8月10日に公開された。2年ぶりのバージョンアップとなる本バージョンでは、「Google Chrome」で表示したWebページ全体のキャプチャーに対応するなどの機能強化が施されている。

 「PriScVista」は、マウスカーソルやウィンドウの“影”を含めたスクリーンショットを撮影できる画面キャプチャーツール。ホットキーやタスクトレイアイコンのメニューにより、ウィンドウやウィンドウ内のクライアント領域、任意の領域などをキャプチャーできる。ディスプレイのスケーリングに合わせて画像を縮小できるなど、細かい部分まで配慮された機能が特徴だ。

 今回追加されたWebページ全体のキャプチャー機能は「Google Chrome」の“デベロッパー ツール”に備わっているキャプチャー機能を利用する仕組み。そのため、キャプチャーされた画像は「Google Chrome」で設定されたダウンロードフォルダーへ保存されるので注意。

 また、[前回と同じ領域をキャプチャ]コマンドが追加された。前回[指定領域をキャプチャ]コマンドで指定した範囲を一発でキャプチャーできるコマンドで、連続して同じ範囲をキャプチャーしたい場合に便利。

 そのほか、[指定領域をキャプチャ]コマンドを利用し、[Ctrl]キーを押しながらのドラッグで矩形範囲を指定するときに表示される“拡大鏡”へ、マウス座標と選択範囲のサイズが表示する機能なども追加されている。

 「PriScVista」は、Windows Vista/7/8/10に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「PriScVista」
【著作権者】
MIZUSHIKI 氏
【対応OS】
Windows Vista/7/8/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.3(19/08/10)