ニュース

Adobe、「Acrobat DC」「Acrobat Reader DC」の定例セキュリティ更新をリリース

CVE番号ベースで67件の脆弱性を修正。マルチモニター環境でのスケーリングが改善

「Adobe Acrobat Reader DC」v2017.012.20093

 米Adobe Systems Incorporatedは8日(現地時間)、「Adobe Acrobat DC」および「Adobe Acrobat Reader DC」の最新版を公開した。今回の更新は、新機能やセキュリティの強化、既存機能の拡張、不具合の修正などを含んだ定例アップデートとなっている。

 今回のアップデートでは、マルチモニター環境でのスケーリングが改善。所謂“Per-Monitor DPI Aware”がサポートされ、スケーリング設定の異なるモニター間を移動させた場合に、ウィンドウがモニターのスケーリング設定に応じて拡大・縮小されるようになった。そのほかにも、有償版の「Adobe Acrobat DC」を中心に多くの機能追加や改善が施されている。

 なお、本バージョンでは脆弱性の修正も行われているので注意。

 同社が公開したセキュリティ情報(APSB17-24)によると、今回のアップデートで修正された脆弱性はCVE番号ベースで67件。Windows版およびMac版に影響する。深刻度の内訳は、“Critical”が43件、“Important”が24件。

 更新プログラムの適用優先度はすべての製品で“2(30日程度以内を目安としたアップデートを推奨)”とされており、旧バージョンの製品を含め、なるべく早いアップデートが必要だ。それぞれの製品バージョンは以下の通り。

  • 「Acrobat DC」(Continuous)v2017.012.20093(Windows/Mac)
  • 「Acrobat Reader DC」(Continuous)v2017.012.20093(Windows/Mac)
  • 「Acrobat 2017」v2017.011.30059(Windows/Mac)
  • 「Acrobat Reader 2017」v2017.011.30059(Windows/Mac)
  • 「Acrobat DC」(Classic)v2015.006.30352(Windows/Mac)
  • 「Acrobat Reader DC」(Classic)v2015.006.30352(Windows/Mac)
  • 「Acrobat XI」v11.0.21(Windows/Mac)
  • 「Reader XI」v11.0.21(Windows/Mac)

 なお、「Acrobat XI」「Reader XI」のサポートは10月15日で打ち切られるので注意。