ニュース

デザインレビューサービス“Brushup”、iOS向けの公式アプリを無償公開

出先でも手軽にフィードバックを送信。撮影した写真・動画を投稿することも可能

デザインレビューサービス“Brushup”、iOS向けの公式アプリを無償公開

 デザインレビューサービス“Brushup”を運営する(株)Brushupは30日、公式のiOSアプリ「Brushup」を公開した。iOS 10.0以降に対応しており、現在“App Store”から無償でダウンロードできる。

 “Brushup”は、イラストや写真、動画などのコンテンツをプロジェクトメンバー間で共有し、評価や検討を行うといったプロセスをシームレスに行えるようにしたクラウドサービス。元々は「Sleipnir」の開発で知られるフェンリル社が立ち上げたサービスだが、今年2月に分社化されている。

 “Brushup”を利用すれば、コンテンツの修正箇所に手書きでチェックを入れたり、コメントを残して感想をやり取りできるので、デザインレビューのプロセスを大幅に効率化することが可能。「Adobe Photoshop」や「Adobe Illustrator」の画像データ、「Microsoft Office」で作成されたドキュメントファイルなどのレビューにも対応しているが、画像に変換してから共有する仕組みになっているので、それぞれの環境にアプリを導入する必要はない。

 今回リリースされたiOSアプリは、出先でも手軽に“Brushup”でフィードバックを返したいという要望に応えて開発された。イラストに手書きで感想を書き込むのはもちろん、動画へのフィードバックもサポートしており、再生して気になったところで一時停止して手書きで感想を書き込むといった“Brushup”の使い勝手をそのままスマートフォンでも再現している。

 さらに、iOSアプリでは撮影した写真や動画の投稿も可能。同社は“スポーツの練習動画を投稿しコーチにチェックしてもらう”といった用途を提案している。

iOSアプリでは撮影した写真や動画の投稿も可能

 “Brushup”は有償サービスだが、ワークスペース1つ、ユーザー10名、容量100MBまでに制限された“エントリー”プランであれば無償で利用可能。チームの規模に合わせて3つの有償プランをラインナップしている。

ソフトウェア情報

「Brushup」
【著作権者】
Brushup Inc.
【対応OS】
iOS 10.0以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0(17/08/29)