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Webサーバー「nginx」にセキュリティアップデート、6件の脆弱性を修正

「Mainline」バージョンには「Multipath TCP」対応などの新要素も

「nginx」v1.29.7(mainline)がリリース

 クロスプラットフォーム対応・オープンソースのWebサーバーシステム「nginx」(エンジンエックス)が3月24日、v1.28.3(stable)、v1.29.7(mainline)へとアップデートされた。以下の脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

  • CVE-2026-27654:buffer overflow vulnerability in the ngx_http_dav_module
  • CVE-2026-27784:buffer overflow vulnerabilities in the ngx_http_mp4_module
  • CVE-2026-32647:buffer overflow vulnerabilities in the ngx_http_mp4_module
  • CVE-2026-27651:mail session authentication vulnerabilities
  • CVE-2026-28753:mail session authentication vulnerabilities
  • CVE-2026-28755:OCSP result bypass vulnerability in stream

 加えて、新機能の追加と不具合の修正を優先した「Mainline」の最新版であるv1.29.7では、複数のIPアドレス/インターフェースを同時に使用できるようにすることでパフォーマンスと冗長性を底上げする「Multipath TCP」をサポート。既定のHTTPプロキシバージョンが「keep-alive」を有効にした「HTTP/1.1」に更新されているとのこと。

 「nginx」は現在、公式サイト「nginx.org」などから無償でダウンロード可能。Windows版はWindows XP/7/10/11およびWindows Server 2003でテストされている。