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Twitter、性的嫌がらせへの対策を強化 ~アカウント停止の規則・運用の改善を約束
新しい取り組みと、その詳細な実施スケジュールを発表。来年1月にかけて順次実施へ
2017年10月20日 11:41
米Twitter Inc.は19日(現地時間)、“Twitter”をより安全に利用できるようにするための新しい取り組みと、その詳細な実施スケジュールを発表した。
米国の“Twitter”では最近、ハリウッド大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン氏の性的暴行・レイプ疑惑に関連して口汚い批判を投稿した女優ローズ・マッゴーワンのアカウントが一時停止の措置を受けたことが話題になり、“Twitter”のアカウント停止ルールとその運用への批判が高まっていた。これに対し、同社CEOのジャック・ドーシー氏は自らのアカウントで連続投稿し、“Twitter”のルールを見直すことや、運用の改善により注力することを表明していた。
新しいルールでは“Twitter”でのハラスメントや嫌がらせを減らすため、相手の合意を得ていない裸体写真の定義を拡大するとともに、それらを投稿したアカウントは即座に永久停止されるようになる。また、アバターやプロフィールヘッダーでも悪意ある画像やシンボルの利用を禁止するほか、アカウントの表示名でも不適切な単語が禁止される。加えて、アカウントが一時停止された場合の抗議や対話のプロセスが改善されるほか、違反報告の濫用に対抗した新しいランク付け技術も投入されるという。
1/ We see voices being silenced on Twitter every day. We’ve been working to counteract this for the past 2 years.
— jack (@jack)2017年10月14日