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“Evernote”に“Slack”連携機能が追加、コマンド入力でノートの作成・検索が可能に

“Slack”を利用しながらメモをとったり、チームの会話をまとめて保存できる

“Evernote”に“Slack”連携機能が追加、コマンド入力でノートの作成・検索が可能に “Evernote”日本語版ブログのリリース記事
“Evernote”日本語版ブログのリリース記事

 米Evernote Corporationは24日(日本時間)、ビジネスチャットサービス“Slack”と連携する機能を“Evernote”に追加したことを発表した。“Slack”を利用しながら“Evernote”でメモをとったり、チームの会話を“Evernote”へ保存するのを“Slack”のコマンドで簡単に行えるようになる。

 “Evernote”の“Slack”連携機能を利用するには、まず“evernote.com/slack”へアクセスし、“Evernote”へのログインと“Slack”への接続を行う必要がある。作業が完了すると、以下の3つのコマンドが“Slack”で利用できるようになる。

“/note”コマンド

 このコマンドを利用すると、“Slack”で会話をしながらメモを取ることが可能。たとえば“/note テスト”と入力すると、“テスト”というテキストが既定のノートに追記される。

“/clip”コマンド

 “Slack”の会話を添付ファイルごと“Evernote”へクリップするコマンド。日時や期間が指定可能となっており、たとえば“/clip today”とすることで、今日のやりとりを“Evernote”の新規ノートとして保存できる。

“/find”コマンド

 “Evernote”を開かず、“Slack”から直接ノートを検索するコマンド。たとえば“/find プレゼン資料”とコマンドを入力すると、タイトルまたは本文に“プレゼン資料”というテキストを含む“Evernote”のノートを検索し、関連性の高い上位3つを表示する。投稿ボタンを押せば、見つかったノートを即座にチームと共有できる。