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オープンソースの無料グループウェア「Aipo」、提供終了へ
ダウンロードは2018年3月31日まで可能。クラウド版の「Aipo.com」への移行サービスも
2017年11月2日 06:00
TOWN株式会社は1日、オープンソースの無料グループウェア「Aipo」の提供を2018年3月31日で終了すると発表した。
「Aipo」は、インストールするだけですぐに使える本格的な無料グループウェア。データベースとWebサーバーを同梱しており、インストールするだけですぐ使い始められるのが特長。2008年3月にオープンソース化されて以降50万回以上ダウンロードされているという。また、「Aipo」とほぼ同等の機能を備え、サーバーを設置する必要がないクラウド版「Aipo.com」も提供されている。
提供終了に至った理由は、サービスを改善しながら長期的に運営を継続するにはクラウド版へ投資を集中させる必要があると判断したためとのこと。
「Aipo」のダウンロードは2018年3月31日まで可能で、翌日からは順次ダウンロードサイトなどが封鎖される。現在利用中の「Aipo」は2018年3月31日以降も継続して利用できるが、以降の更新はないとのこと。
また、「Aipo」からクラウド版「Aipo.com」へ移行することが可能で、初期費用なしでデータを移行できる“クラウド移行サービス”が用意されている。さらに、“クラウド移行サービス”を利用した場合、2018年3月31日までクラウド版「Aipo.com」の料金は無料になるとのこと。