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“Adobe Sensei”が写真を自動補正 ~Adobe、「Lightroom」の2017年12月更新を発表

モバイルやWeb、「Lightroom Classic CC」、「Adobe Camera Raw」でも利用可能

公式ブログのアナウンス

 米Adobe Systems Incorporated.は12日(現地時間)、デジタル写真の画像処理・管理ツール「Adobe Lightroom CC」の2017年12月アップデートを発表した。

 今回のアップデートでは、自動補正機能を一から再開発。同社の機械学習技術“Adobe Sensei”がユーザーの写真を分析し、プロが編集した数万点の写真と比較しながら、より美しく補正するようになった。この自動補正機能はデスクトップ向けの「Adobe Lightroom CC」だけでなく、「Lightroom Classic CC」、iOS/Android/Web版「Lightroom CC」、「Adobe Camera Raw」でも利用が可能。

旧バージョンと新バージョンの自動補正機能を比較(同社ブログより引用)

 加えて、デスクトップ版「Lightroom CC」ではキャプチャー時刻の変更やフルスクリーン表示をサポート。トーンカーブやスプリットトーニングといった新しい編集機能も追加された。

 また、Android版ではアプリショートカットに対応(Android 7.0 Nougat以降)。iOS版では「Lightroom CC」から画像を書き出す際にテキストベースの透かしを追加する機能が搭載された。レイアウトの“iPhone X”対応やHDRキャプチャーの画質改善も行われている。