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Apple、Webブラウザー向けのベンチマーク“Speedometer 2.0”を発表

“React”“Vue.js”などのフレームワーク、「Babel」「TypeScript」などを追加

“Speedometer 2.0”

 米Appleの“WebKit”開発チームは15日(現地時間)、Webブラウザー向けのベンチマーク“Speedometer 2.0”を発表した。約4年ぶりのメジャーアップデートとなる。

 “Speedometer”は、ユーザーによるWebアプリケーションの操作をシミュレートし、その反応性を図るベンチマーク。オリジナルの“Speedometer”は“Ember.js”に加え、“Backbone.js”、“AngularJS”、“jQuery”、“Flight”、そして初期バージョンの“React”といった人気ライブラリ・フレームワークを用いてタスク管理を行うサンプルアプリ“TodoMVC”を実装し、ToDoの追加・削除・補完といったユーザー操作をシミュレートすることでベンチマークを行っていた。もちろん、フレームワークを用いないただのJavaScriptも実装されている。

 “Speedometer 2.0”も基本的にそれを踏襲しているが、ここ数年間の開発トレンドの変化が取り入れられており、“React”、“Vue.js”、“Preact”といったフレームワークによる実装が追加されている。また、JavaScriptの新規格“ES2015”や、トランスパイラー「Babel」、次世代JavaScriptを先取りした「TypeScript」などが新たに採用されたほか、一部で注目を浴びている関数型言語「Elm」「PureScript」をJavaScriptへのトランスパイル(変換)によりサポートしているという。

“Speedometer 2.0”を最新安定版「Firefox」でテストした様子
“Speedometer 2.0”を最新安定版「Google Chrome」でテストした様子