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GoogleとMozillaが「Speedometer」の開発に参画 ~Apple/WebKit主導のWebブラウザーベンチマーク
次期バージョン「Speedometer 3」は3者の共同開発に
2022年12月21日 08:48
Webブラウザー向けベンチマークテスト「Speedometer」プロジェクトに、GoogleとMozillaが参画することが、12月16日(日本時間)に発表された。次期バージョン「Speedometer 3」をApple、Google、Mozillaの3者で共同開発するという。
[1/3] We’re joining an important collab with Apple@WebKit&@firefoxto work on the next Speedometer benchmark to measure real-world browser performance.https://t.co/GOxM6pIrkX
— Chrome (@googlechrome)December 15, 2022
We’re glad to be collaborating with@WebKitand@GoogleChromeon Speedometer 3. 🌪️
— Mozilla Developer 👩🏾💻 (@mozhacks)December 15, 2022
Here’s why this work is important for the Web 🧵
We’re excited to work with@googlechromeand@firefoxon the next Speedometer benchmark, which measures real-world browser performance on the Web. Working together will help us further improve the benchmark and improve browser performance for our users.https://t.co/8NoPzoh9mFpic.twitter.com/21EjlN1u3z
— WebKit (@webkit)December 15, 2022
「Speedometer」は、Webブラウザー向けの著名なベンチマークテスト。単に負荷をかけるのではなく、Webブラウザーで行わされるさまざまな作業をシミュレーションする仕組みになっており、その応答性をもとにパフォーマンスを評価・測定する。そのため、算出されるスコアが実情に近いものとなるのがメリットだ。
しかし、「Speedometer」はあくまでもAppleの「WebKit」(Safari)チームが主導するプロジェクトだ。そのため、公平性に疑問を感じるユーザーも少なくなかったのではないだろうか。実際、「Speedometer」に代わるベンチマークテストもいくつか開発されている。
また、Webを取り巻く環境の変化も著しい。現行の「Speedometer 2」は2018年1月にリリースされ、その後もメンテナンスが継続されているが、そろそろ抜本的な改修が必要な時期に差し掛かっている。
そこで、「Speedometer 3」には「Google Chrome」(Chromium)と「Firefox」の開発チームも参加して行われるようになったようだ。開発の進捗状況は「GitHub」を介して共有されるとのこと。