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「Outlook」に[未読]タブが復活 ~Windows向け「Microsoft Office」の2018年2月更新

主催者以外も会議の出席依頼に対するメンバーの反応を閲覧可能に

Windows デスクトップ向け「Microsoft Office」の2018年2月更新

 米Microsoftは26日(現地時間)、Windows デスクトップ版「Microsoft Office」の最新バージョン“1802”(Build 9029.2167)を“月次チャネル”向けに公開した。メール・スケジュール管理ソフト「Outlook」にいくつかの新機能が導入されている。

 まず、会議の主催者ではないユーザーであっても、出席依頼に対するメンバーの反応を閲覧できるようになった。どのメンバーが会議に参加する予定なのかを事前に把握することができる。

 また、メッセージリストの上部に[未読]タブが表示されるようになる。[未読]タブを利用すると、まだ読んでいないメールだけをフィルタリングして表示することが可能。

 この機能は「Outlook」でかつて提供されていたが、“優先受信トレイ”機能の実装に伴い、“1703”以降のバージョンで廃止され、フィルタリングはプルダウンメニューで行うように統一されていた。本バージョンではこの機能が復活し、“優先受信トレイ”機能を無効化すると[優先][その他]タブの代わりに、[すべて][未読]タブが表示されるようになっている。

“優先受信トレイ”機能を有効化してる環境では[優先][その他]タブが表示される
“優先受信トレイ”機能を無効化すると[すべて][未読]タブが表示される