『週刊少年ジャンプ』公式の無償マンガ制作アプリ「ジャンプPAINT」がv3.0に

「ジャンプPAINT」v3.0

　（株）MediBangは7日、『週刊少年ジャンプ』公式のマンガ制作アプリ「ジャンプPAINT by MediBang」の最新版v3.0を公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

　「ジャンプPAINT」は、人気ペイントソフト「メディバンペイント」をベースにしたマンガ制作アプリ。『少年ジャンプ』掲載作品を見本に練習できる“チャレンジジャンプ”や、同誌編集部によるマンガ描き方講座でテクニックを学べるのが特徴で、Windowsのほか、Mac/iOS/Androidで利用できる。

　メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、『少年ジャンプ』の人気作品で使われているお馴染みのフキダシや描き文字を素材として追加。クラウドからダウンロードして［素材］パネルからイラストへ簡単に挿入できるようになった。

人気作品で使われているお馴染みの効果が素材として利用可能に

［ネットワーク］パネルに“ジャンプルーキー”の作品が表示される

　また、アプリケーションの起動時などに表示される［ネットワーク］パネルにマンガ投稿サービス“少年ジャンプルーキー”の作品が表示されるようになった。クリックすれば、Webブラウザーで作品を閲覧することもできる。

　機能面では、“線がキッチリ閉じていない領域を閉じたものとみなして選択・塗りつぶしできる隙間閉じ機能や、マンガプロジェクトの一括書き出し機能、フィルターのトーンカーブ、“除算”レイヤーブレンド、ステンシルレイヤー・マスクレイヤー”などが新たにサポートされた。安定性の向上をはじめとするさまざまな改善や修正も施されている。