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セキュリティとプライバシー保護に特化した「アバスト セキュア ブラウザ」が無償公開
「Chromium」をカスタマイズ、独自のコントロールパネルで各種機能をON/OFFできる
2018年4月9日 12:13
チェコのAVAST Softwareは6日(日本時間)、Webブラウザー「アバスト セキュア ブラウザ(Avast Secure Browser)」の無償提供を開始した。Windows 7/8/8.1/10に対応しており、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
「アバスト セキュア ブラウザ」は、同社がこれまで「SafeZone Browser」という名称で提供していたオリジナルブラウザーの後継版。「Google Chrome」などのベースとなっているオープンソースブラウザー「Chromium」をカスタマイズしたもので、使い勝手は「Google Chrome」などとほぼ同じだ。
本ソフトの特徴は、同社の専門知識とテクノロジーを結集した拡張機能があらかじめ組み込まれていること。ブラウザー固有の指紋(ユーザー識別に使える痕跡)を隠して追跡を困難にする“指紋採取対策”や、悪意ある広告から保護するための“アドブロック”、不要なアドオンやプラグインをブロックする“拡張機能ガード”などが初期状態から利用可能で、独自の“セキュリティ&プライバシー センター”から手軽にON/OFFできる。
なお、すでに「SafeZone Browser」を利用している場合は「アバスト セキュア ブラウザ」へのアップデートが提供される。また、特定の条件を満たした「アバスト」アンチウイルス製品の新規ユーザーにも提供されるとのこと。
ソフトウェア情報
- 「アバスト セキュア ブラウザ」
- 【著作権者】
- AVAST Software
- 【対応OS】
- Windows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 64.0.388.186(18/04/06)