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カスタマイズツール「Winaero Tweaker」が「Windows 10 バージョン1803」に一早く対応

“Windows Update”をブロックする機能が再設計。多くの新機能が追加される

「Winaero Tweaker」v0.10

 「Windows 10 バージョン1803」をサポートした「Winaero Tweaker」v0.10が、11日に発表された。「Winaero Tweaker」は、WindowsのTIPSを紹介する海外サイト“Winaero”が開発したカスタマイズツール。“Windows Update”をブロックする機能が再設計され信頼性が向上したほか、「設定」アプリに表示されるヒントやチュートリアルを除去する機能、[スタート]画面でWeb検索を無効化する機能が搭載された。

 そのほかにも、本バージョンでは多くの機能が追加されている。まず、ドラッグ&ドロップの感度を調節する機能を追加。タッチパッドの感度が高すぎて、ファイル操作がうまくいかない場合に利用できる。

 また、サムネイルキャッシュの自動削除を抑止して「エクスプローラー」による画像ライブラリの閲覧を高速化する機能が追加された。「Windows 10 Fall Creators Update」以降では、再起動やシャットダウンのたびにサムネイルキャッシュがクリーニングされるようになっているが、画像ライブラリを閲覧する場合はキャッシュの再構築に時間がかかるという問題があった。

再設計された“Windows Update”をブロックする機能
画面左上のフィルタリングボックスを利用すると、目的のオプションを簡単に探し出せる

 さらに、クラシックなシャットダウンダイアログを呼び出すショートカットファイルを作成する機能が搭載された。ショートカットファイルを作成しておけば、[スタート]メニューよりも少ないステップでWindowsをシャットダウンできる。

クラシックなシャットダウンダイアログを呼び出すショートカットファイルを作成

 そのほかにも、[Shift]キーを押さなくても実行ファイルの右クリックメニューへ常に[別のユーザーとして実行]コマンドを表示するオプションや、サインイン画面に表示されるメッセージをカスタマイズするオプション、「エクスプローラー」で検索履歴を無効化するオプション、タスクバーの幅を変更するオプションなどが追加された。

 「Winaero Tweaker」は、OS標準のユーザーインターフェイスには用意されていない、需要の高いカスタマイズメニューがツリービューでコンパクトにまとめられているのが魅力のシステムカスタマイズツール。Windows 7/8/8.1/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在“Winaero”からダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Winaero Tweaker」
【著作権者】
Winaero
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
0.10(18/04/11)