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スキンを媒介したマルウェアがマインクラフトで広がっている問題、Mojangが声明を発表

問題はすでに解決済み、サーバーからイメージ以外のデータを一掃する措置も

Mojangのリリース

 米Microsoft傘下のMojangは18日(現地時間)、「Minecraft:Java Edition」のスキンを媒介してマルウェアが広がっている件について声明を発表した。問題はすでに解決されているという。

 「Minecraft:Java Edition」では、“minecraft.net”にアップロードされたスキンをダウンロードし、キャラクターの外観をカスタマイズして楽しむことが可能。カスタムスキンにはPNG形式の画像ファイルが広く使われているが、PNGファイルにはメタデータなどイメージ以外のデータも含めることができる。今回問題となっているのは、このPNGファイルに悪意あるスクリプトが含まれているケースが報告されている点だ。

 同社によると、ゲーム自身によってこれらのスクリプトが読み込まれ、実行されてしまうことはないとのこと。しかし念のため、“minecraft.net”にアップロードされているスキンファイルからイメージデータ以外のデータを除去するアップデートを導入しているという。