ニュース
写真共有サービス“SmugMug”、同業の“Flickr”をVerizon/Oathから買収
“Flickr”のサービスはそのまま存続へ
2018年4月23日 15:23
写真共有サービス“SmugMug”を運営する米SmugMugは20日(現地時間)、写真共有サービス“Flickr”を買収したことを発表した。買収額は明らかにされていない。
“Flickr”は2004年に開始された老舗の写真共有サービス。当時は“Web 2.0”を代表するオンラインサービスの1つに数えられていたが、翌2005年に米Yahoo!に買収されて以降は低迷していた。その後は米Verizonによる買収とAOLとの合併、事業再編を経て、米Oathの傘下となっていた。
“SmugMug”と“Flickr”は統合されず、スタッフの解雇もない。内部的なインフラストラクチャーの統合、利用規約やプライバシーポリシーの移行は行われるが、“Flickr”のサービスやアカウント、サブスクリプション、写真データ、URLなどはそのまま維持される。ただし、Yahooアカウントとの統合は段階的に廃止されるようだ。