ニュース

写真共有サービス“SmugMug”、同業の“Flickr”をVerizon/Oathから買収

“Flickr”のサービスはそのまま存続へ

写真共有サービス“SmugMug”、“Flickr”を買収

 写真共有サービス“SmugMug”を運営する米SmugMugは20日(現地時間)、写真共有サービス“Flickr”を買収したことを発表した。買収額は明らかにされていない。

 “Flickr”は2004年に開始された老舗の写真共有サービス。当時は“Web 2.0”を代表するオンラインサービスの1つに数えられていたが、翌2005年に米Yahoo!に買収されて以降は低迷していた。その後は米Verizonによる買収とAOLとの合併、事業再編を経て、米Oathの傘下となっていた

 “SmugMug”と“Flickr”は統合されず、スタッフの解雇もない。内部的なインフラストラクチャーの統合、利用規約やプライバシーポリシーの移行は行われるが、“Flickr”のサービスやアカウント、サブスクリプション、写真データ、URLなどはそのまま維持される。ただし、Yahooアカウントとの統合は段階的に廃止されるようだ。