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Adobe、「Acrobat DC」「Acrobat Reader DC」の定例更新を公開 ~47件の脆弱性を修正

更新プログラムの適用優先度は“1”、できるだけ早いアップデートを

「Adobe Acrobat Reader DC」v2018.011.20040

 米Adobe Systemsは14日(現地時間)、「Adobe Acrobat DC」および「Adobe Acrobat Reader DC」の最新版を公開した。今回の更新は脆弱性の修正を含んだ定例アップデートとなっている。

 同社が公開したセキュリティ情報(APSB18-09)によると、今回のアップデートで修正された脆弱性はCVE番号ベースで47件。Windows版およびMac版に影響し、任意コードの実行を招く恐れのある致命的な欠陥も含まれる。深刻度の内訳は“Critical”が24件、“Important”が23件。

 更新プログラムの適用優先度はすべての製品でもっとも緊急性の高い“1”とされており、できるだけ早いアップデートが必要だ。それぞれの製品バージョンは以下の通り。

  • 「Acrobat DC」v2018.011.20040(Windows/Mac)
  • 「Acrobat Reader DC」v2018.011.20040(Windows/Mac)
  • 「Acrobat 2017」v2017.011.30080(Windows/Mac)
  • 「Acrobat Reader DC 2017」v2017.011.30080(Windows/Mac)
  • 「Acrobat Reader DC」(Classic)v2015.006.30418(Windows/Mac)
  • 「Acrobat DC」(Classic)v2015.006.30418(Windows/Mac)