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Adobe、「Acrobat DC」「Acrobat Reader DC」の定例セキュリティアップデートを公開
CVE番号ベースで104件。深刻度は“Critical”または“Important”
2018年7月11日 02:30
米Adobe Systemsは7月10日(現地時間)、「Adobe Acrobat DC」および「Adobe Acrobat Reader DC」の最新版を公開した。本バージョンは脆弱性の修正を含んだ定例アップデートとなっている。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB18-21)によると、今回のアップデートで修正された脆弱性はCVE番号ベースで104件。Windows版およびMac版に影響し、深刻度は“Critical”または“Important”と評価されている。
更新プログラムの適用優先度は、すべての製品で“2”とされている。任意コードの実行や特権昇格、情報漏洩などを招く恐れのあるため、できるだけ早いアップデートが必要だ。それぞれの製品の最新バージョンは以下の通り。
- 「Acrobat DC」(Continuous)v2018.011.20055(Windows/Mac)
- 「Acrobat Reader DC」(Continuous)v2018.011.20055(Windows/Mac)
- 「Acrobat 2017」(Classic 2017)v2017.011.30096(Windows/Mac)
- 「Acrobat Reader DC 2017」(Classic 2017)v2017.011.30096(Windows/Mac)
- 「Acrobat Reader DC」(Classic 2015)v2015.006.30434(Windows/Mac)
- 「Acrobat DC」(Classic 2015)v2015.006.30434(Windows/Mac)