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「LibreOffice」に1件の脆弱性、ODF文書に埋め込まれたSMBリンクを介して情報が漏洩
v5.4.7/6.0.4で新設されたオプションを有効化することで防止可能
2018年5月25日 13:30
The Document Foundationは24日(ドイツ時間)、「LibreOffice」に1件の脆弱性があったことを明らかにした。ODF文書に埋め込まれたSMBリンクを介して情報が漏洩する欠陥があったという。
「LibreOffice」v5.4.7/6.0.4では、リンク先の画像などを取得しないように設定することによってこの問題を解決することが可能。設定を有効化するには、まず「LibreOffice」のスタート画面から[ツール]-[オプション]ダイアログへアクセスする。続いて[LibreOffice]-[セキュリティ]セクションへ移動し、[オプション]ボタンを押す。すると[セキュリティのオプションおよび警告]ダイアログが開くので、[信頼された場所ではないドキュメントからのリンクをブロック]というオプションをONにすればよい。