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高速ファイルコピーツール「FastCopy」v3.50が公開 ~処理が2倍以上高速化するケースも
インストーラーの導入やインジケーター機能の追加、設定ダイアログの拡張なども
2018年5月29日 14:43
ファイルの高速コピー・削除ツール「FastCopy」の最新版v3.50が、29日に公開された。今回のアップデートでは、I/Oサイズと重畳数を適応的に変化させることでパフォーマンスを向上。ネットワークドライブなどレイテンシの大きな環境では「エクスプローラー」や従来版「FastCopy」に比べ2倍以上高速に処理できるという。
そのほかにも設定ダイアログが拡張され、最小化時の動作をカスタマイズしたり、シェル拡張の有無を切り替えたりできるようになった。処理の完了をタスクバーアイコンで示したり、ウィンドウを最小化した際、タスクトレイからアイコンがあふれて表示されない場合はタスクバーに表示するといった細かい改善も加えられた。
また、セットアップをインストーラーで行うようになり、OSの[アプリと機能]画面からもアンインストールできるようになった。セットアップを行わず、ファイルを展開するだけのオプションも用意されているので、従来のように手動でセットアップを行うことも可能だ。
「FastCopy」は、オープンソースで開発されているファイルのコピー・削除ツール。デバイスのポテンシャルを最大限に引き出した高速なコピー処理が可能だ。64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「FastCopy」
- 【著作権者】
- 白水 啓章 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 3.50(18/05/29)