やじうまの杜
誤判定? 人気アプリ「FastCopy」の配布サイトが“セーフ ブラウジング”によって有害サイト扱いされてしまう
「Google Chrome」「Firefox」ではアクセス不能。「Microsoft Edge」はOK
2020年8月19日 15:55
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
“Windows系最速(?)”を謳うのファイルコピー・バックアップ・削除ツール「FastCopy」の公式サイト“fastcopy.jp”が有害サイトフィルター“Google セーフ ブラウジング”によって有害サイト判定されてしまい、困っているとのこと。「Chromium」ベースの新しい「Microsoft Edge」では大丈夫なのですが(こっちでは“Microsoft Defender SmartScreen”という仕組みが利用されています)、「Google Chrome」や「Firefox」では全画面警告が出る状態です(8月19日現在)。
https://t.co/6ShlLPJbrbが有害サイト判定されてしまった様子。何だろう?pic.twitter.com/5QKPZacPTd
— Shirouzu Hiroaki(白水啓章) (@shirouzu)August 17, 2020
今は解除されたものの、老舗メッセンジャーソフト「IP Messenger」を配布している“ipmsg.org”でも一時同じ状態だったそうで、なんとも困ったことです。
https://t.co/MnXqfFzePfも同様…ますますわからん。
— Shirouzu Hiroaki(白水啓章) (@shirouzu)August 17, 2020
原因は今のところ不明。窓の杜でも窓の杜ライブラリからファイルをダウンロードしようとするとブロックされる現象が発生していて対応に追われているのですが(ご迷惑をおかけしております!)、原因がわからないと対処のしようもなく……MicrosoftやGoogleによる対応を待つしかないのが実際のところ。窓の杜ライブラリの場合、Microsoftによる対応は済んだものの、Googleはまだの状態です。
なお、全画面の“Google セーフ ブラウジング”警告を無視して“fastcopy.jp”にアクセスしたい場合は、ボタンを押して[詳細]画面に遷移し“このサイトにアクセス”というリンクをクリックすればOK(「Chrome」の場合。「Firefox」もほぼ同様の手順でアクセス可能)。
“最近、Google セーフ ブラウジングにより有害なプログラムが検出されました”という警告メッセージは表示されますが、ライブラリ収録ソフトのウイルスチェックに利用しているセキュリティソフトでチェックしたところ、とくに問題はありませんでした。とはいえ、安全性を100%保証することはできないので、自己責任での利用をお願いします。