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Apple、「iOS 11.4」を公開 ~“AirPlay 2”やメッセージの“iCloud”保存をサポート

脆弱性の修正も

「iOS 11.4」

 米Appleは29日(現地時間)、「iOS 11.4」を公開した。iPhone 5sおよびそれ以降のiPhone、iPad Airおよびそれ以降のiPad、第6世代iPod touchに対応しており、[設定]アプリの[一般]-[ソフトウェアアップデート]画面から無償でアップデートできる。

 「iOS 11.4」では、ワイヤレスオーディオ技術“AirPlay”の最新版“AirPlay 2”を新たにサポート。“AirPlay 2”対応スピーカーをiOS端末のコントロールセンター、ロック画面、“AirPlay”コントロールから遠隔操作したり、家にある複数のスピーカーを同期させて、音楽を同時に再生することができるようになった。

 また、クラウドストレージ“iCloud”にメッセージを保管する機能が追加された。メッセージをそれぞれの端末ではなく、クラウドで集中管理することにより、複数端末でのメッセージ同期や新端末へのデータ移行が容易になるほか、添付ファイルをクラウドに保存することで端末の空きストレージを増やすことが可能。メッセージはこれまで通りエンドツーエンドで暗号化されるため、他のユーザーに読み取られる心配も少ない。

 そのほかにも、スマートスピーカー“HomePod”(日本未発売)のステレオペアがサポートされた。脆弱性の修正も含まれているが、その詳細は後日公開されるという。