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NVIDIAの中の人が作ったツール「GPUProfiler」がアップデート、モニターモードが追加
期間を定めずにデータを採取してグラフ化、デモを行う場合や初期調査に役立つ
2018年5月31日 11:28
GPUのパフォーマンスを測定・分析するツール「GPUProfiler」の最新版v1.06が、18日(日本時間、以下同)に公開された。64bit版Windowsに対応するフリーソフトで、現在、28日付けでリリースされた修正版v1.06aが、“GitHub”のプロジェクトページからダウンロードできる。
「GPUProfiler」は、NVIDIAのエンジニアであるJeremy Main氏が開発したGPUプロファイリングツール。Windowsの標準機能“WMI”などを利用することなく、CPU、メインメモリ、GPU、フレームバッファー、ビデオエンコード・デコードといったリソースの利用率を直接取得することが可能。NVIDIAが公式にサポートするフォーマルなツールではないが、その分アグレッシブな機能追加が期待できるだろう。
v1.06の目玉は、“モニターモード”がサポートされたこと。本ソフトは[Start]ボタンと[Stop]ボタンでデータの採取期間を指定する使い方が基本だが、[Monitor]ボタンを押して“モニターモード”にすれば、期間を定めずにGPUの状態を可視化することが可能。たとえば、デモンストレーションとしてモニタリングを行いたいだけの場合や、とりあえず軽く調査してみたいといった場合に活用できるだろう。
なお、“モニターモード”ではグラフの表示期間が300秒間、データの採取間隔が1秒に固定され、ユーザー側で変更することはできない。また、“モニターモード”の終了時にデータをエクスポートすることはできるが、保存できるデータはグラフに表示される300秒間のみとなる。
更新しました!#GPUProfilerv.1.06a がリリースしました。新機能は「モニターモード」です。@NVIDIAVirtぜひ、お試し下さいませ。https://t.co/FWLvIT0akGpic.twitter.com/0fhA3xPmHO
— Jeremy Main (@_JeremyMain)2018年5月30日
ソフトウェア情報
- 「GPUProfiler」
- 【著作権者】
- Jeremy Main 氏
- 【対応OS】
- 64bit版Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.06a(18/05/28)