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Twitterクライアント「OpenTween」v2.0.0が公開 ~DMの画像添付をサポート
.NETの更新によりWindows Vistaはサポート外に、v1.4.2の利用を
2018年6月11日 15:08
オープンソースの“Twitter”クライアントソフト「OpenTween」の最新版v1.4.2/2.0.0が、11日に公開された。“引用リツイートに関わる仕様変更”へ対応したほか、機能の改善や不具合の修正が行われている。
たとえば、ダイレクトメッセージ(DM)に画像を添付できるようになったほか、空のメッセージ(宛先のみで本文がないメッセージ)をリプライしようとすると警告が表示されるようになった。また、システムのタイムゾーンが変更されたことを検知して、ツイートの投稿日時などをアップデートする機能が導入された。
なお、v2.0.0では.NET Frameworkのバージョンがv4.5.1からv4.7.2へとアップデートされているので注意。「.NET Framework 4.7.2」は「Windows 10 April 2018 Update」に標準搭載されているバージョンで、Windows 7 SP1/Windows Server 2008 R2 SP1以降にのみ対応する。よって、v2.x系統はWindows Vistaで動作しなくなるので注意したい。
また、v2.0.0からはセマンティック(意味を持つ)なバージョンナンバリングが採用されるとのこと。これまでのバージョンナンバーはv1.0.0から数えて何番目にリリースされたかを表すに過ぎず(v1.4.2は41番目のリリース)、マイナーバージョン(v1.4.2の場合“4”)とパッチバージョンv1.4.2の場合“2”)は大した意味を持っていなかった。しかしこれからは、動作環境の最小要件が変更される場合はメジャーバージョンが、機能の追加が行われる場合はマイナーバージョンが、不具合の修正のみが行われる場合はパッチバージョンがインクリメントされるようになる。
「OpenTween」は、クローズドソースとなった「Tween」の公開ソースコードから派生したWindows向けの“Twitter”クライアント。プロジェクトホスティングサービス“OSDN”のプロジェクトページから無償でダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「OpenTween」
- 【著作権者】
- OpenTween contributors
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0.0(18/06/11)