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Microsoft、「.NET Framework 4.7.2」の一般提供を開始
「April 2018 Update」に同梱。Windows 7/Server 2008 R2以降のOSをサポート
2018年5月7日 12:52
米Microsoftは4月30日(現地時間)、「.NET Framework 4.7.2」の一般提供を開始した。現在、同社のWebサイトからオフラインインストーラーとWebインストーラーが無償でダウンロードできる。
「.NET Framework 4.7.2」はアプリケーションフレームワーク「.NET Framework」の最新版で、同日より一般提供が開始された「Windows 10 April 2018 Update(バージョン 1803)」に同梱されている。「Windows 10 April 2018 Update」以外にも下記OSがサポートされており、追加インストールすることで利用できるようになる。
- Windows 10 Fall Creators Update
- Windows 10 Creators Update
- Windows 10 Anniversary Update
- Windows 8.1
- Windows 7 SP1
- Windows Server, version 1709
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
- Windows Server 2008 R2 SP1
主な変更点は、“ASP.NET”で依存性注入や“SameSite Cookie”がサポートされたこと。また、アプリケーションのインストールに用いられる“ClickOnce”ではマニフェストファイルで“Per-Monitor DPI”などの設定が利用できるようになり、HiDPIサポートが強化された。そのほかにも、「.NET Standard 2.0」の強化や暗号化機能の改善が行われている。