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Microsoft、「.NET Framework 4.7.1」の一般提供を開始

「Windows 10 Fall Creators Update」に含まれているバージョンを他のOSでも

Microsoft、「.NET Framework 4.7.1」の一般提供を開始 「.NET Framework 4.7.1」
「.NET Framework 4.7.1」

 米Microsoft Corporationは17日(現地時間)、「.NET Framework 4.7.1」の一般提供を開始した。現在、同社のWebサイトからオフラインインストーラーとWebインストーラーが無償でダウンロードできる。

 「.NET Framework 4.7.1」は、アプリケーションフレームワーク「.NET Framework」の最新版。同日リリースされた「Windows 10 Fall Creators Update」に含まれているバージョンで、Windows 10 Creators Update/Windows 10 Anniversary Update/Windows 8.1/Windows 7 SP1といったクライアントOSや、Windows Server 2016/2012 R2/2012/2008 R2 SP1といったサーバーOSに追加インストールして利用できる。なお、「.NET Framework 4.7.1」をターゲットとした開発を行うには、現在プレビュー提供されている「Visual Studio 2017 15.5」が必要。

 主な変更点は、「.NET Standard 2.0」のサポートが組み込まれたこと。ナレーションやハイコントラスト、フォーカスコントロールエリアといったアクセシビリティ関連の改善や、“ASP.NET”や“System.Messaging”におけるよりセキュアな“SHA-2”のサポート、WPFアプリケーションにおけるビジュアルツリーの強化、パフォーマンスや安定性の向上なども図られている。