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どんな難しい計算や質問にも答えてくれる“WolframAlpha”、日本語版が公開

科学技術計算ソフト「Mathematica」の開発元、Wolfram Researchが運営するサービス

2018年6月19日 09:19

“WolframAlpha”の日本語版が公開

　“WolframAlpha”の日本語版が、18日（日本時間）に公開された。“WolframAlpha”は、科学技術計算ソフト「Mathematica」の開発元として知られるWolfram Researchが2009年にリリースしたWebサービスで、どんな難しい計算や質問にも答えてくれる。

　“WolframAlpha”で質問するには、検索ボックスに質問を入力して［Enter］キーを押すだけだ。質問の文章は自然言語で書いてもよい。答えは単に結果だけでなく、それに至る過程（解法）の表示も可能で、必要であればわかりやすい表やグラフも示してくれる洗練されたものだ。

自然言語で質問を入力すると、その答えを表示してくれる
答えに至る過程（解法）の表示も可能
必要であればわかりやすい表やグラフも示してくれる
“日本”を検索。基本データから経済指標まで、ありとあらゆるデータを集めてくれるので、百科事典代わりとしても使える

　現在のところ日本語で行えるクエリ（問い合わせ）は数学関連のみだが、本来の“WolframAlpha”は計算や科学技術の分野だけではなく、経済、政治、文化といった分野までもカバーしている。フィードバックで要望が集まれば、そういった分野も日本語化されるのではないだろうか。