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“スピードダイヤル”画面にニュース機能を組み合わせた「Opera 54」が正式版に
更新機能と修復機能をまとめた専用の設定画面も導入
2018年6月29日 13:22
ノルウェーのOpera Softwareは28日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 54」を正式公開した。今回のアップデートでは、ベースとなる「Chromium」ブラウザーのバージョンをv67.0.3396.87へとアップデート。新規タブページが刷新されたほか、「Opera」の更新機能と修復機能をまとめた専用の設定画面が設けられている。
「Opera」の新規タブページでは“Google 検索”機能と“スピードダイヤル”と呼ばれるランチャー機能が利用できるが、「Opera 54」ではこれらに加えニュースヘッドラインを表示する機能が搭載された。ニュースヘッドラインは“スピードダイヤル”の下の方にタイル表示され、右上端にある設定ボタンを押せば、国と言語を追加・選択することが可能。アートやニュース、スポーツといったジャンルを選んだり、閲覧履歴や閲覧時間をもとに配信されるニュースをパーソナライズすることもできる。
一方、更新機能と修復機能をまとめた“アップデート & Recovery”画面は、「Opera」の画面左上のアプリアイコンからアクセスできるメインメニューから利用可能。「Opera」のアップデートはバージョン画面を開くと自動で行われる仕組みだったが、専用画面で明示的に行えるのはわかりやすい。修復(リカバリ)機能では、ユーザーデータと設定を保持するか、リセットをするかを選択可能。「Opera」の調子が悪い場合は、まず前者を試してみることをお勧めする。
「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。