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IPv6の“すごい技術書”が無償配布 ~内容は厚さ23mm、価格5,000円の紙版と同一
著者はブログ『Geekなぺーじ』でお馴染みの小川晃通氏
2018年7月4日 16:55
IPv6を解説した書籍『プロフェッショナルIPv6』が今月末、ラムダノート(株)から出版される。それに先立ち、PDF版が“BOOTH”で無償公開された。クリエイティブコモンズライセンスの“BY-SA-NC”でリリースされており、私的利用でのコピーは自由。書籍に含まれる文章や図を学校・企業の研修目的などでて複製したい場合も、とくに申請の必要はないという。
『プロフェッショナルIPv6』は、“マクアケ”で実施されたクラウドファンディング企画の資金で執筆されたIPv6の解説書。著者はブログ『Geekなぺーじ』で知られる小川晃通氏で、IPv6そのものの解説にとどまらず、IPv4のアドレス在庫枯渇問題や大規模NATであるCGN、IPv6とIPv4の共存技術など、周辺技術の解説にもページが割かれている。また、初版の出版後も、内容の追加や修正を加えていくという。
書籍版はB5判456ページで、価格は5,400円(税込み)。厚みは23mmに達するという。無償でPDF版をダウンロードするのは気が引けるというユーザーは、商品の代金に任意の金額を上乗せして購入できる“BOOST↑”版を購入することも可能だ。