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“あとで読む”サービス“Instapaper”が再び独立、Pinterestから所有権を譲り受ける

開発チームは健在、製品に大きな変更はなし

“Instapaper”の公式ブログ

 米Pinterest傘下のInstapaperは7月16日(現地時間)、Pinterestからの独立を果たしたことを発表した。

 “Instapaper”は、“Tumblr”などの開発で知られるMarco Arment氏によってリリースされた“あとで読む”サービス。2013年、画像共有サービス“Pinterest”やソーシャルニュースサイト“Digg”を有する米Betaworksに買収されていた。

 Betaworksに買収されて以降も“Instapaper”の開発チームは健在で、所有権の移転はあったものの、製品に大きな変更はない。Pinterest傘下の2年間は検索機能の強化、「Firefox」拡張機能の導入、モバイルへの最適化などを行ってきたが、今後もサービスやアプリの改善に注力するとしている。