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定番音楽プレイヤー「foobar2000」v1.4が公開 ~タスクバーやロック画面でも再生を制御

モバイル版「foobar2000 mobile」の機能が統合されネットワーク対応が強化

「foobar2000」v1.4

 定番音楽プレイヤー「foobar2000」の最新版v1.4が、7月24日に公開された。Windows XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2008/2012に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 「foobar2000」は、2002年から開発が続けられている老舗のミュージックプレイヤー。動作が軽快な点や、幅広いメディア形式をサポートする点が魅力だ。初期状態は非常にシンプルだが、コンポーネントを追加して機能を自由に拡張できる仕組みになっており、レイアウトやデザインをカスタマイズして完全に見た目を変えてしまうことすら可能だ。

 今回のアップデートでは、既定のユーザーインターフェイスが改善。リプレイゲインモードやDSPプリセットを切り替えるためのツールバーが新たに追加されたほか、設定ページの再設計やDSPマネージャーの改善が行われた。

リプレイゲインモードやDSPプリセットを切り替えるためのツールバーが新たに追加
設定ページの再設計やDSPマネージャーの改善も

 また、OS統合も強化。Windows 7以降の環境ならば、タスクバーのライブサムネイルでメディアコントロールが可能だ。さらに、Windows 10環境ではオンスクリーンのメディアコントロールと「foobar2000」が統合され、楽曲の再生・一時停止といった操作が行えるようになった。このOS標準のメディアコントロールは、ロック画面でも利用できるのがメリットだ。

Windows 7以降の環境では、タスクバーのライブサムネイルでメディアコントロールが行えるように
Windows 10環境では、オンスクリーンのメディアコントロールで楽曲を再生・一時停止できる

 そのほかにも、モバイル版「foobar2000 mobile」のネットワーク機能が統合され、FTP/FTPES/FTPS接続経由でメディアを読み込めるようになった。また、HTTP/HTTPSリーダー機能も強化。クラッシュレポートの送信やアップデートのチェックといった通信を暗号化するなどの改善も施された。

ソフトウェア情報

「foobar2000」
【著作権者】
Peter Pawlowski 氏
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.4(18/07/24)