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Microsoft、「.NET Framework」向けのパッチを公開 ~7月更新で見つかった問題を修正

“Microsoft Update Catalog”で提供。問題のない環境では適用の必要なし

公式ブログ“.NET Blog”

 米Microsoftは7月30日(現地時間、以下同)、「.NET Framework」の更新プログラムを公開した。7月10日にリリースされた月例の更新プログラムをインストールすると、一部のアプリケーションが起動に失敗したり、正常に動作しない問題が修正されている。

 7月の「.NET Framework」向けの月例更新プログラムではセキュリティの強化が行われているが、その影響により、一部アプリケーションでアクセスが拒否された、クラスが登録されていない、内部エラーが発生したなどのメッセージが表示される問題が発生していた。

 今回リリースされた修正プログラムは、“Microsoft Update Catalog”からダウンロード可能。問題が発生していない環境では、慌てて適用する必要はない。“Windows Update”経由による配信を待とう。

8月1日追記:「Windows 10 バージョン 1607」および「Windows Server 2016」向けの更新プログラム「KB4346877」が7月30日(米国時間)付けでリリースされた。上記の問題が修正されている。