セキュリティサイト“JPCERT/CC”が一時不通に ～アンチウイルス製品がフィッシング判定

JPCERT/CCによるリリース

　一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター（JPCERT/CC）は8月15日、一部環境でJPCERT/CCのWebサイトにアクセスできない問題が発生していることを明らかにした。この問題は翌16日に解消されている。

　JPCERT/CCは、マルウェアの流行やWebサイトのハッキングなど、国内で発生したセキュリティインシデントに関する情報を取りまとめたり、対応の支援や再発防止の助言を行う機関。特定の政府機関や企業からは独立した中立の組織として、日本の情報セキュリティ活動の向上に取り組んでいる。

　JPCERT/CCによると、本問題は一部のアンチウイルス製品によってWebサイトがフィッシングサイトであるという判定を受けたのが原因だという。問題の製品名は明らかにされていないが、どうやら「McAfee」であるようだ。JPCERT/CCは本問題に関する情報の提供を引き続き募っている。

2018年8月16日現在、JPCERT/CCは問題が解消されたことを確認しました。引き続き、JPCERT/CC Webサイトやメール等、問題点やお気づきの点がございましたら、情報提供をお願いします。ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。^YKhttps://t.co/Ycu0D7yN2A

— JPCERTコーディネーションセンター (@jpcert)2018年8月16日