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CPU対戦も可能 ~DeNA、学習アプリ「プログラミングゼミ」にゲーム制作コンテンツを追加

小学校高学年以上が対象。同社タイトル「逆転オセロニア」が登場する本格バトルゲーム

DeNA、学習アプリ「プログラミングゼミ」に本格的なゲーム作りが学べる“コラボ!逆転オセロニア”を追加

 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は8月28日、小学校低学年向けプログラミング学習アプリ「プログラミングゼミ」に本格的なゲーム作りが学べる“コラボ!逆転オセロニア”を追加したことを発表した。同社のオリジナルゲームタイトル「逆転オセロニア」が登場するプログラミング学習コンテンツで、日ごろ遊んでいるゲームを題材に、その裏で行われている処理をビジュアルプログラミングで学ぶことができる。

 「プログラミングゼミ」は、同社がCSR活動の一環として開発・提供している小学校低学年向けのプログラミング学習アプリ。「Scratch」のように命令ブロックを組み合わせてキャラクターを操作しながら、楽しくプログラミングの基礎を学ぶことができる。

 本アプリは2017年10月にWindows、iOS、Android向けに無料公開されて以降、公立小学校での授業やイベントなどを通じて3,000人以上の児童に利用された。最近では高学年の授業でも活用されているとのこと。今回発表された“コラボ!逆転オセロニア”も、算数の小数やグラフ、プログラミングの変数の概念を理解できる小学校高学年以上が対象となっている。

 “コラボ!逆転オセロニア”は、「プログラミングゼミ」の“くみたてよう”セクションから利用可能。リバーシのルールでひっくり返した石の数がダメージとなる対戦アプリのスタイルになっており、“駒を盤の正しい位置に置く”“対戦相手のターンをつくる”“勝ち負けを計算し調べる”といったゲームの基本処理を少しずつ学んでいける。後半になると一人でも遊べるソロプレイ(CPU対戦)機能を学ぶこともできるため、子ども達も興味を持って取り組んでくれるだろう。

命令ブロックを組み合わせながら、ゲームの基本処理を少しずつ学んでいける

 なお、本コンテンツで採用されているルールは、実際に「逆転オセロニア」で採用されているものとは異なる。また、「逆転オセロニア」への導線やアプリ内課金は用意されていない。もしコラボコンテンツがふさわしくない状況であれば、“おうちの方 / せんせい”画面にある設定から無効化すれば“くみたてよう”セクションに表示されなくなる。