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「Acrobat Reader DC」などの最新版に未修正の脆弱性 ~Adobeが修正を予告

米国時間9月19日にセキュリティアップデートをリリース

Adobeのセキュリティ情報ページ

 米Adobe Systems Incorporatedは9月17日(現地時間、以下同)、Windows/Mac版の「Adobe Acrobat Reader DC」および「Adobe Acrobat DC」などに重大な脆弱性が存在することを明らかにし、セキュリティアップデートを9月19日にリリースすることを告知した。

 脆弱性が存在するのは以下の製品。

  • 「Acrobat Reader DC」(Continuous)v2018.011.20058およびそれ以前のバージョン
  • 「Acrobat DC」(Continuous)v2018.011.20058およびそれ以前のバージョン
  • 「Acrobat Reader 2017」(Classic 2017)v2017.011.30099およびそれ以前のバージョ・「Acrobat 2017」(Classic 2017)v22017.011.30099およびそれ以前のバージョン
  • 「Acrobat Reader DC」(Classic 2015)v2015.006.30448およびそれ以前のバージョン
  • 「Acrobat DC」(Classic 2015)v2015.006.30448およびそれ以前のバージョン

 脆弱性の深刻度は同社の基準で3段階中最も高い“Critical”。アップデートの優先度は“2(30日程度以内を目安としたアップデートを推奨)”とされている。