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Adobe、「Acrobat DC」「Acrobat Reader DC」の定例セキュリティアップデートを公開

脆弱性はCVE番号ベースで2件。深刻度は3段階中最高の“Critical”

Adobe、「Acrobat DC」「Acrobat Reader DC」の定例セキュリティアップデートを公開

 米Adobe Systemsは8月14日(現地時間)、予告通り「Adobe Acrobat DC」および「Adobe Acrobat Reader DC」のセキュリティアップデートを公開した。同社が公開したセキュリティ情報(APSB18-29)によると、今回のアップデートで修正された脆弱性はCVE番号ベースで2件。Windows版およびMac版に影響し、深刻度はいずれも同社基準で3段階中最高の“Critical”と評価されている。

 なお、更新プログラムの適用優先度はすべての製品で“2(30日程度以内を目安としたアップデートを推奨)”とされている。任意コードの実行につながる恐れがあるため、できるだけ早いアップデートが必要だ。それぞれの製品の最新バージョンは以下の通り。

  • 「Acrobat DC」(Continuous)v2018.011.20058(Windows/Mac)
  • 「Acrobat Reader DC」(Continuous)v2018.011.20058(Windows/Mac)
  • 「Acrobat 2017」(Classic 2017)v2017.011.30099(Windows/Mac)
  • 「Acrobat Reader DC 2017」(Classic 2017)v2017.011.30099(Windows/Mac)
  • 「Acrobat Reader DC」(Classic 2015)v2015.006.30448(Windows/Mac)
  • 「Acrobat DC」(Classic 2015)v2015.006.30448(Windows/Mac)

 「Acrobat DC」および「Acrobat Reader DC」はWindows/Macに対応しており、同社のWebサイトからダウンロード可能。すでにインストール済みの場合は、自動アップデート機能で最新版へ更新することができる。