「Microsoft Whiteboard」がiPhone/iPadに対応 ～Web版のプレビュー提供も開始へ

ホワイトボード共有アプリ「Microsoft Whiteboard」がiPhone/iPadに対応

　米Microsoftは9月25日（現地時間）、ホワイトボード共有アプリ「Microsoft Whiteboard」のiOS版を公開した。商用ユーザー向けにWeb版のプレビュー提供も開始される。

　「Microsoft Whiteboard」は、共同編集に対応するオンラインホワイトボードアプリ。ペンとタッチ向けに設計されており、ペンで書いた図形や表を認識して、その場で清書することが可能。画像や付箋を配置して、スタックしたり展開することもできる。クラウドベースで構築されており、キャンバスで行った編集がリアルタイムでメンバーに共有される点や、保存やバックアップを気にかけなくていい点も魅力だ。なお、本アプリを利用するには“Microsoft アカウント”または“Office 365 アカウント”が必要。

　「Microsoft Whiteboard」はこれまでWindows 10（ストア アプリ）版のみが提供されていたが、今回のiOS版がリリースされたことでiPhoneやiPadでも利用できるようになった。対応OSはiOS 9以降で、現在“App Store”から無償でダウンロードできる。

　一方、Web版の「Microsoft Whiteboard」は商用ユーザー限定で、今後数日以内にプレビュー版がリリースされるとのこと。“Office 365”で管理者が「Microsoft Whiteboard」を有効化すれば、“whiteboard.microsoft.com”でホワイトボードを共有できるようになる。