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Intel製グラフィックドライバーやファームウェアに脆弱性 ~最大深刻度は“HIGH”
情報漏洩やサービス運用妨害(DoS)、権限昇格などにつながる恐れ
2018年10月10日 13:39
米Intelは10月9日(現地時間)、複数の同社製品に脆弱性が存在することを明らかにした。以下の製品に対し、アップデートが提供されている。
- Intel Graphics Drivers 10.18.x.5056 (aka 15.33.x.5056)、10.18.x.5057 (aka 15.36.x.5057)、20.19.x.5058 (aka 15.40.x.5058) より前 -INTEL-SA-00166:権限昇格、DoS(深刻度“HIGH”)
- Intel NUC Firmware Kits 2018年5月24日版より前 -INTEL-SA-00168:DoS、情報漏洩(深刻度“HIGH”)
- Intel QuickAssist Technology for Linux version 4.2 より前 -INTEL-OSS-10005:情報漏洩(深刻度“HIGH”)
脆弱性対策情報ポータルサイト“JVN”によると、影響範囲は製品によって異なるものの、場合によっては情報漏洩やサービス運用妨害(DoS)、権限昇格、任意のコード実行などにつながる恐れがあるとのこと。最新版へのアップデートが推奨されている。