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「October 2018 Update」の新機能もカスタマイズできる「Winaero Tweaker」v0.12が公開
グループポリシーをリセットしたり、Windows 10の“タイムライン”を無効化する機能も
2018年10月15日 06:00
システムカスタマイズツール「Winaero Tweaker」の最新版v0.12が、10月3日に発表された。今回のアップデートでは、「Windows 10 October 2018 Update」向けの新しいカスタマイズオプションがいくつか導入されている。
1つ目は、不要な組み込みアプリケーションの再インストールを抑止するオプションだ。Windows 10には多数のストアアプリが標準インストールされている。これらのアプリは不要であればアンインストールすることができるが、機能アップデートの際に再びインストールされることがある。「Winaero Tweaker」を利用すれば、それをブロックすることが可能。
2つ目は、「Microsoft Edge」のプリロードを無効化する機能だ。「Microsoft Edge」は実際にWebページを開く前にリンク先のコンテンツを“先読み(プリロード)”してスピードアップを図るが、当然ながら不要なアクセスが発生してしまう。これを嫌う場合は、この機能を利用すればよい。
3つ目は、「October 2018 Update」のクリップボード履歴機能に関わるもので、これを有効化・無効化するコマンドを「エクスプローラー」の右クリックメニューに追加する。
最後のオプションも「エクスプローラー」の右クリックメニューに新しいコマンドを追加する。「October 2018 Update」では“WSL”との相互運用のため、フォルダーごとにファイル名の大文字・小文字を区別するモードを設定できるが、「コマンド プロンプト」などを使わずにそれを有効化・無効化できる。
また、以前のバージョンのWindowsに対応するオプションも導入された。
たとえば、Windows 10では非アクティブなストアアプリのCPUリソースを制限する省電力機能“Power Throttling”を備えているが、これを無効化するオプションが追加された。そのほかにも、ローカルグループポリシーをリセットする機能、ファイル・フォルダーの所有権を付与する右クリックメニューのコマンド、「Windows ファイヤーウォール」のON/OFFをコントロールする右クリックメニューのコマンド、Windows 10の“タイムライン”機能を無効化するオプションなども利用できるようになっている。
ソフトウェア情報
- 「Winaero Tweaker」
- 【著作権者】
- Winaero
- 【対応OS】
- Windows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 0.12.0.0(18/10/03)