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最強のOSカスタマイズツール「Winaero Tweaker」が「October 2020 Update」に早速対応

Windowsの検索から“Bing”のサジェストを消す機能などを追加

「Winaero Tweaker」v0.18

 システムカスタマイズツール「Winaero Tweaker」の最新版v0.18が、10月25日に公開された。今回のアップデートでは「Windows 10 October 2020 Update(バージョン 20H2)」がサポートされ、「バージョン 2004」と区別できるようになったほか、新しいカスタマイズ項目がいくつか追加されている。

“検索ホーム”でのWeb検索を無効に

 Windowsの検索機能([Windows]+[S]キー)を利用すると、アプリやファイルに加え、“Bing”のサジェストも検索結果に表示される。これを煩わしく感じるユーザーは少なくないだろう。

 「Windows 10 バージョン 2004/20H2」では、IT管理者向けにこれを無効化するオプションが追加されている。本来は“グループ ポリシー”やレジストリの編集が必要だが、「Winaero Tweaker」ならばチェックボックスをONにするだけで無効にできる。

“Bing”のサジェストが消えてすっきりした“検索ホーム”([Windows]+[S]キー)

クラシックなタスク切り替えで行・列数のカスタマイズをサポート

 「Winaero Tweaker」はタスクスイッチャー([Alt]+[Tab]キー)のデザインを旧タイプに戻すことができる(要「エクスプローラー」の再起動)。v0.18では、この古いタスクスイッチャーの外観をカスタマイズする機能が追加された。アプリアイコンが表示される行と列の数を変更できる。

現行のモダンなタスクスイッチャー
古いタスクスイッチャー。高解像度環境では物足りないが、シンプルさ故に愛用しているユーザーも
アプリアイコンが表示される行と列の数を変更

キーボードの特殊キーをカスタマイズ

 キーボードのなかには、音楽の再生や音量をコントロールするキー(メディアキー)や、特定のアプリケーションを起動するキー(アプリキー)を備えるものがある。「Winaero Tweaker」v0.18は、こうした特殊なキーを押したときの挙動をカスタマイズできるようになった。

特殊キーを押したときの挙動をカスタマイズ

既定のアプリのコンテキストメニュー

 ファイルの右クリックメニューに[Default apps]コマンドを追加。[設定]アプリの[既定のアプリ]画面へアクセスし、ファイルの関連付けを手軽にカスタマイズできる。

[Skype で共有]コマンドの削除

 「Skype 8.58」以降には、ファイルの右クリックメニューに[Skype で共有]というコマンドが追加されている。これを利用すると、特定の「Skype」メンバーやチャットにファイルを手軽に遅れて便利だが、不要だから消したいというユーザーも少なくないだろう。

[Remove Default Entries]で不要なファイルの右クリックメニュー項目を削除。[Skype で共有]コマンドもここで削除できる

 「Winaero Tweaker」v0.18にはこれを削除する機能が追加されている。

「PowerShell」スクリプト(*.ps1)へのショートカットを作成

 初期状態のWindows 10はセキュリティ上の理由で「PowerShell」スクリプトの実行が制限されている。あえて実行するにはあらかじめ実行ポリシーを緩和する必要があるが、「Winaero Tweaker」v0.18に追加されたショートカット作成機能を利用すると、自動で“-NoExit-ExecutionPolicy Bypass”を付けて実行するショートカットファイルを作成できる。

 ただし、運用の際はくれぐれも注意したい。

 「Winaero Tweaker」は、OS標準のユーザーインターフェイスには用意されていない、需要の高いカスタマイズメニューがツリービューでコンパクトにまとめられているのが魅力のシステムカスタマイズツール。Windows 7/8/8.1/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Winaero Tweaker」
【著作権者】
Winaero
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
0.18.0.0(20/10/25)