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メディアファイルのプロパティからタグ情報を編集できる「mp3infp」の後継ソフトが正式公開
Unicodeをサポートし、64bit版を含むWindows 7/8/10に対応
2018年10月29日 06:30
音声・動画ファイルのプロパティダイアログからタグ情報を閲覧・編集できる「mp3infp」を拡張した「mp3infp/u」v2.55が、10月23日に公開された。64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、現在“GitHub”のプロジェクトページからダウンロードできる。
「mp3infp」は、MP3ファイルのID3タグをはじめ、WAVE/WMA/WMV/ASF/OggVorbis/APE音声やWMV/MP4/AVI/M4A動画のタグ情報をファイルのプロパティダイアログから閲覧・編集できるようにするソフト。ファイルをマウスオーバーした際のツールチップでタグ情報を表示することもできる。
Windows 7以降では、標準でプロパティダイアログからタグ情報を編集する機能が搭載されているが、「mp3infp」はID3v1とID3v2を相互にコピーしたり、ダイアログ上からプレイヤーを起動して再生できるほか、OggVorbisに対応してるなど「mp3infp」の方がより高機能になっている。1998年ごろからT-Matsuo氏が開発をしていたが、2007年公開のv2.54a以降更新が途絶えており、64bit版のWindows 10などでは動作しなくなっていた。
今回公開された「mp3infp/u」は、K.Takata氏が開発した「mp3infp」の拡張版。Unicodeのファイル名とタグに対応しているほか、設定ダイアログがコントールパネルから独立し、スタートメニューから直接起動できるようになっている。「mp3infp」の公式ページでも「mp3infp/u」の使用が推奨されており、事実上の後継ソフトと考えてよさそうだ。
ソフトウェア情報
- 「mp3infp/u」
- 【著作権者】
- K.Takata 氏、T-Matsuo 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.55(18/10/23)